2007年06月
2007年06月25日 07:12
こんにちは梶間です。今日は実は「住宅デー」です。そこで、ちょっと住宅にも使える販促の話から「サンキューレター」の話をします。
サンキューレターは、お礼状ともいいます。
このサンキューレターは、誰でももらったことはあると思います。また、営業の方は、日頃から書いている人もいうでしょう。
もっと言うと、サンキューレターは誰でも知っている。でも、実行している人は少ないはずです。
サンキューレターのコツは２つです。「タイミング」と「手書き」です。デジタルの時代だから、アナログの手書きが目立ちます。
例えば、住宅展示場なら、来場者にまず「お礼状」。見積もりを出して、「お礼状」。契約をもらたっらすぐに「お礼状」。引き渡しで「お礼状」。３月後にメンテナンスのお礼状。梅雨の時期は、雨対策の葉書。
洋品店なら、まずお客様の購入日に、お客様のセンスをほめる「サンキューレター」、３週間したら商品をほめる「サンキューレター」、衣替えの時期のメンテの仕方を書いた「サンキューレター」を書きます。
サンキューレターを書く目的は、浮気がちなお客様を逃がさないことです。
2007年06月20日 07:17
こんにちは梶間です。ある公開の研修会で、金融機関の方が「中小企業の決算書の着眼点」を指摘していました。貴重な情報です。心して見てみましょう。
�”堽瓢饂困陵�無
�⊆村措�己資本
�４�間損益･キャッシュフローの水準(対資本･借入金)並びに傾向値
�で箜欹銚�･在庫の粉飾の有無(資金繰りによる回収期間の水準･傾向値)
�ツ甲斬濾婉發硫鷦�の可能性(実態バランスヘの影響度)
�ε衢算餞�定の時価評価(実態バランスヘの影響度)
�Х仂鐚�支の水準･傾向値
�┝敍�金回転期間
��借入金内訳(金融機関以外からの借入金の有無)
��資産･負債の連続性､増減
��その他の流動資産の中身､その残高増減
��固定資産の実態と資産価値､含み損益の状態
��個別企業毎に､特徴的な勘定科目とその残高･推移･明細
��恒常的売上･費用とスポット売上･費用の分離
◆梶間のコメント◆
金融機関は、貴方の決算書から貴方の会社の返済能力を読みとろうとしています。金融機関の仕事は、回収することにあるのです。
2007年06月18日 07:17
こんにちは梶間です。今日は、売上１００手の話です。
売上アップには一番商品が欠かせません。一番商品と言うのは、品揃えで一番、特定の品目で一番です。
小さな店なら看板商品、特定の品揃えで一番、中規模店なら商圏内の総合一番店です。
例えば、先日相談のあった東京の中華料理店では、ここ数年売上がジワジワ下がってきています。そこで、ここの店では名物商品として、超大盛りの味噌ラーメン、超チャーシューの多いチャーシュウ麺を作ってみました。この店では、こだわりの味でなく、量で名物メニューを作りました。即席の作戦でしたが、急に売上があがりました。
個人商店では、東京なら５００メートル圏内の小商圏で、一番商品を作ります。そして、一番商品の「くくり」を増やしていくと、いつの間にか、地域一番店に近づいていきます。
2007年06月16日 08:09
2007年06月15日 06:27
2007年06月14日 07:26
こんにちは梶間です。最近、中国の食品についての問題を新聞で多々、みるようになりました。私はこれらの新聞記事を見て日本の工場のＱＣＤの高さを連想しました。
製品の３条件には、Ｑ（品質）、Ｃ（コスト）、Ｄ（納期）がありますが、日本はこの３つのバランスがすごくいいのです。
価格だけなら中国強しですが、納期、品質を考えると日本の工場は、まだまだ高レベルです。
ただ、この３つを個別にみると
Ｑ：過剰な位の品質で、購入者からみると当たり前の感があります。
Ｃ：原価低減は、もう限界近しです。
Ｄ：ここがこれからの強い工場の特徴になる気がします。
Ｄをより磨くためには、「５Ｓの徹底」、「目で見る管理」、「得意先訪問」がキーワードになります。
2007年06月13日 07:24
こんにちは梶間です。ある公開の研修会で、金融機関の方が「中小企業の決算書の問題点」を指摘していました。貴重な情報です。心して見てみましょう。
(1)変動費と固定費が混同
(2)減価償却の不連続､非継続
(3)減価償却および棚卸資産の明細が不明
(4)売上高等の作為的計上
(5)特別損益と営業外損益の入り繰り
(6)仮払金や未払金などの多発
(7)長･短借入金の入り繰り
(8)固定資産の流動資産への計上
(9)引当金の計上不足
(10)在庫等の粉飾
(11)経営報酬や代表者からの賃貸料の増減による利益操作
(12)決算期によって勘定科目の計上方法が異なる。
(13)会計基準の変更をしたにもかかわらず､影響度の説明がない。
(14)何よりも経営者自身が自社の財務内容を理解していない。
心当たりのある会社は、改善していきたいものです。
2007年06月12日 07:17
こんにちは梶間です。今日は、人を育てる話から、ビジネスのピグマリオン効果をお話しします。
ピグマリオンを言うのはギリシャ神話の王子です。ピグマリオン王子が大理石の女性像を愛し続けた結果、女性像が本物の人間になった。王子は女性と結婚し幸せになったと言います。このことから、「必ず実現すると信じ続けると本当になる」という心理現象をピグマリオン効果と言います。
任命者は米ハーバード大学の教育心理学者、ローゼンタールです。この研究では、先生から「伸びる子」と期待された子供は実際に伸びたという教師期待効果があったことから、ローゼンタールがピグマリオン効果を言いました。
このことは社長が強い信念を持って事業を貫徹すると「夢がかなう」と言うことに通じます。
組織で言うと上司がホントに期待すると部下が育つと言うこともいえます。スポーツでもイメージトレーニングは同じような考えです。
2007年06月11日 07:23
2007年06月07日 07:26
2007年06月06日 07:21
2007年06月05日 07:16
こんにちは梶間です。今日は、経営者から教えてもらった社長語録です。
シダックス(株)会長の志太勤さんが、ＮＨＫの番組で若いベンチャー経営者の方々へ創業・経営のコツを話していました。志太さんは、現在、社団法人ニュービジネス協議会の会長もやっています。
【志太さんの話】
「事業に成功するためにはなんか上手い秘訣はありません。」
「しかし、明確な志といいますかね、行き先を、到達点をはっきり決めるっていうことが大事ですね。そして、それに向かって進んでいく。それから、愚直にですね、一歩一歩やっていくっていう姿、人が共感しますよね。それと、謙虚さっていいますかね、あるいは感謝といいますかね、こういうことをしっかり持ってるとですね」
ですから、「まず第一が志、次にはその志をもとにした計画ですね。しっかり立てると。そして、日常それをﾁｪｯｸしていくと。また、ﾘﾌﾟﾗﾝしていく、その繰り返しが大事じゃないかな。」と語っていました。
【梶間のコメント】
まとめると、志→計画→愚直に実行・謙虚・感謝→チェック→リプラン。
私は「志」と「愚直な実行」「謙虚」「感謝」に心に残りました。最近は、色々はテクニックを強調する書籍が多い中、事業の基本を教える言葉で改めて自分自身を見直すのでした。
2007年06月04日 07:25
こんにちは梶間です。月曜日は売上アップ１００手です。今日は、ＩＴの利用についてお話しします。
「ＩＴで売上アップ」と言うのは、商売で言うと、パソコンのデータを使い売上アップをすることを言います。ただ、ＩＴと言うのは道具に過ぎません。だけで、道具だから、使い方次第で売上アップが図れるのです。
例えば、身近な例でセブンイレブンを見てみましょう。ご存じのようにセブンイレブンの売上の３０〜４０％はお弁当類です。お客様は、若者が多く「若者の冷蔵庫」のようになっています。
コンビニ店では単品管理、鮮度管理をしっかりとしています。コンビニの弁当類は賞味期限の管理が厳しく、仕入がとっても重要です。店では多く仕入れすぎると賞味期限内に、弁当の販売ができず、弁当はそのまま店の損になります。逆に、店の仕入が少なすぎると販売のチャンスを逃してしまいます。
だから、コンビニ点では、弁当類は特に、発注精度が必要とされるのです。ここで、利用されているのがＩＴです。体感気温、在庫数量、販売履歴、近隣のイベント状況（例えば、小学校の運動会がある）などになって発注数量を変えていきます。ＩＴは仕入だけでなく、顧客の販売履歴、商品の販売動向などを読みとる参考資料になります。
売上アップについて、ITデータの取り方のポイントは３つです。
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��何を言っているのか
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例えば、コンビニ以外の例で言うと、住宅なら家族構成・年齢・年収・現在の住いの状況等となります。
一番は、オーナーが実際に自分の目で店をまわり商品を点検しお客様を観察することが一番重要なのですが、ＩＴ情報は、補足的にオーナーの判断を助けます。
2007年06月01日 15:55
こんにちは梶間です。久々に税法の話題です。何かと不透明な中国でのビジネスですが、来年の１月から税法が変わり日系企業に影響が見られるようです。
情報源は、中小公庫さんの経営情報No.349です。
中国／企業所得税一本化
〜『中華人民共和国企業所得税法』2008年1月より施行〜
本号では、『中華人民共和国企業所得税法』のポイントをご紹介します。
http://www.jasme.go.jp/jpn/publish/info/no349.html
